JR四国は26日、JR高松駅の北側に新しく駅ビルを開発すると発表しました。2023年度の開業を目指すということです。
新たに駅ビルを開発するのは、JR四国が所有する高松駅北側の空き地です。2年前まではスーパーマーケット「エースワン」などが入る建物がありました。
駅ビルは地上4階建ての「商業棟」と、地下1階、地上4階建ての「駐車場棟」に分かれます。商業棟には飲食や物販、美容サービスなど約70のテナントを誘致する方針です。5年1月に着工し、2023年度の開業を目指しています。事業費は未定だということです。
(JR四国/西牧世博 社長)
「メインのターゲットは地域の方々と駅のご利用者を考えています。コンパクトな施設ではありますけども、地域性と目的性の高いテナントを集めたい」
また、JR四国は26日の会見で2020年度の鉄道収入が過去最低となったと発表しました。定期も合わせた鉄道収入は約159億円で、2019年度より50パーセント以上減少しました。