新型コロナ禍のゴールデンウィーク、キャンプ場は3密を避け楽しむ人たちでにぎわいました。運営側と利用客それぞれが感染対策に気を配っていました。
岡山県赤磐市の吉井竜天オートキャンプ場では43のキャンプサイトはすべて埋まり、家族連れが開放的な自然の中でのびのびと過ごしていました。
(利用した人は―)
「室内で遊ぶよりは野外の方が安全」
「予約はとりづらくなったかな。かなり電話して400回くらい不在というか」
予約の受け付けを始めた4月1日、ゴールデンウィークの予約はほぼすべて埋まりました。
2020年7月から2021年3月までキャンプサイトの間隔を空けるため、利用を半数までに制限していましたが、4月から全てのサイトを利用できるようにしました。
(吉井竜天オートキャンプ場/徳光哲也さん)
「新型コロナも実際には(県内で)増えてきたんですけど、その時予約取ってましたんで、やむを得ずというか。そこらへんはタイムラグが出てしまうんですけど、すべてのお客さまにお断りするのも大変というか申し訳ないので」
感染対策として共有のトイレや炊事場、子どもが遊ぶ遊具もすべて消毒しています。
(吉井竜天オートキャンプ場/徳光哲也さん)
「キャンプサイトいっぱいの時には半日、お客さんが入るくらいまでかかりますね」
3密を避け屋外で楽しめるキャンプですが、利用客も感染対策に余念がありません。
(利用した人は―)
「(Q.ゴム手袋って何ですか?)トイレのノブとかこれをはめてからトイレ行くんです。キャンプ場にもご迷惑かけるんで、そこだけは徹底的に」
新型コロナ禍で我慢が続いたこの1年あまり細心の注意を払いながら家族でストレスを発散していました。
(利用した人は―)
「我慢することもあったんですが、できる範囲でできることしながらいつか大丈夫になる時が来ると思って頑張れたらいいかな」