2021年11月月に行われる新嘗祭(にいなめさい)で天皇・皇后両陛下に納める米の田植えが30日、香川県綾川町で行われました。
香川県の代表に選ばれた綾川町の山口守さん(71)の田んぼです。
綾川町の前田武俊町長ら約30人が出席し、神事が行われました。その後、香川県の浜田恵造知事や山口さん夫婦らが横一列に並び、24センチほど成長した「あきさかり」の若苗を一本ずつ、丁寧に植えました。
2021年は新型コロナの影響もあり、蜜を避けるため人数を絞り、あでやかな早乙女姿の田植にはなりませんでした。それでも、梅雨の晴れ間で絶好の田植え日和となりました。
(献穀者/山口守さん)
「香川のおいしいお米のあきさかりが、無事お田植えできたということは、本当にありがたいと思っています」
お米は9月12日に稲刈りを行い、11月23日の新嘗祭で天皇・皇后両陛下に納められます。