新規感染者の減少で香川県では6月1日から県独自の警戒レベルを一段階引き下げました。それに伴い、5月から休園や休館が続いていた県有施設が利用客の受け入れを再開しました。
5月3日から休園していた高松市の栗林公園では入り口で消毒や検温を行うなど感染対策をとりながらの再開となりました。6月1日はさっそく園内を散歩する人や結婚式の記念撮影に訪れる人の姿がみられました。
(来園者は―)
「閉まっている間は街中を歩いていたんですけど、やっぱり公園の方が土とか砂利とかだから足に優しい。公園は重宝しています」
(栗林公園観光事務所/國土富男 所長)
「密にならないように十分気を付けていただく必要はあるんですけれども、皆様方にお花を見ていただいたりとか気分転換にもなると思いますので入園していただけたらと思います」
高松市の「さぬきこどもの国」にも、約1カ月ぶりに子どもたちの笑顔が戻ってきました。
(来館者は―)
「子どもがどこにも行けなくて退屈していたので、開いたのはうれしい。刺激がいっぱいで楽しいみたいで」
さぬきこどもの国では再開にあたり、館内の遊具や出入り口の周辺など20カ所以上に消毒液を設置しました。
(在間隆真リポート)
「さぬきこどもの国では消毒タイムを設けています。毎日決まった時間に遊具の消毒を行います」
(さぬきこどもの国/尾﨑亨 園長)
「いろんな方がご利用いただいておりますので十分に私どもの対策をとった上で、それからご利用の方にもご理解とご協力をいただいて安全にご利用いただきたい」
香川県では、県立ミュージアムなど合わせて22の県有施設が6月1日から再開しましたが、6月20日までは人が集まりやすい土曜と日曜は休園・休館します。