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香川県の時短要請緩和で再開?休業継続?飲食店が下すそれぞれの「判断」

 香川県では飲食店の営業時間短縮要請が6月1日、「午後8時まで」から「午後9時まで」に1時間緩和されました。夜の街では営業を再開する店、休業を継続する店……それぞれの判断がありました。

 6月1日午後5時、高松市の焼鳥店では仕込み作業をしていました。店は夜7時までのアルコール提供では商売にならないと20日間休業していて、6月1日に久しぶりに店を開けました。

(やきとり大吉 トキワ新町店/久保哲也さん)
「どうなんでしょうねえ。開けてみないとわからないですけど、どうなんだろうねえ」

 高松ライオン通商店街にある店も時短要請の緩和を受けて6月1日に営業を再開しました。

(おでん屋 あじと/谷本哲郎さん)
「うちの場合はもう常連さんばかりですね。いちげんさんはまだまだ望めないと思いますね、見る限り。ちらほら予約のお電話もいただいて。まあでも、まだまだ長い戦いになると思いますね」

(飲食店の客は―)
「やっぱりこういう雰囲気とか無茶苦茶楽しいですね」
「(時短緩和は)大きいですね。お酒あっての居酒屋でもあると」
「(Q.店が8時までの生活は?)うーん、ちょっと辛かった。仕事が5時に終わるわけじゃないんで」

 営業を再開した店がある一方で、スナックなど接待を伴う飲食店では休業を続ける店が目立ちます。午後7時の飲食店街も人影はまばらでした。

 季節のコース料理が人気の和食店「味の風しらと」は4月初旬から休業を続けています。店主の白戸伴親さんはまだしばらくは営業を再開しない方針です。

(味の風 しらと/白戸伴親さん)
「3時間から4時間ぐらいお客様がいらっしゃるので、その時間だけの営業ではお客様に満足したことができない。あともう一つ、オープン当初からずっと一緒に働いてくれている母が80歳なんですが、母のワクチン接種まで万全の態勢が整うまで営業はできないと……」

飲食店には協力金が支払われる一方、卸売業者などには…

 香川県では4月7日からの時短要請に応じた飲食店のうち5月28日時点で約2000軒の店に協力金が支払われています。

 一方、卸売業者などには協力金がありません。こちらの鮮魚店も飲食店への時短要請の影響を大きく受けています。

(魚信庶民市場/北岡明彦さん)
「売り上げが1/3ぐらいに減っていることが一番痛いところです。飲食店が開いていないこと仕入れに来られないこと自体僕ら厳しいんですよ。一般の方でも気軽にお越しいただけるのですけど、通常ないようなものも取りそろえてるので、気軽に来てお声掛けいただけるといいかなと思います」

 午後9時、焼鳥店の再開初日が終わりました。

(やきとり大吉 トキワ新町店/久保哲也さん)
「まあとりあえず、きょうは席が埋まってくれたので本当にほっとしています。本当にありがとうございます。やっぱり、僕らお客様商売なので実際にお客様が来てくれて、少し会話をしながらでも営業できる嬉しさが本当に身に染みてわかりました」

 香川県の時短要請の期限は6月14日までです。

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