香川代表の高松商業は8月19日に栃木代表の作新学院と戦います。注目の2年生スラッガー、投手陣も夢舞台に向けて決意を新たにしています。
夏の香川大会を制した高商。この夏は打撃力を見せつけました。その中心にいたのは、準々決勝で満塁ホームラン、準決勝で同点タイムリー、決勝で勝ち越しホームランを放った2年生の浅野翔吾選手でした。
(高松商/浅野翔吾 選手[2年])
「小学校の頃から高松商業が甲子園出て試合してるのを見てたんで、やっと自分がグラウンドに立ってできる日がきたな」
浅野は中学時代に15歳以下の日本代表に選ばれ県外の強豪校からも注目されていました。
(高松商/浅野翔吾 選手[2年])
「お父さんに『香川県で野球して地元の人に応援してもらえるようにしたら?』っていうふうに言われて高松商業を選びました」
初めて立つ甲子園で、浅野は笑顔でプレーすることを誓います。
(高松商/浅野翔吾 選手[2年])
「とにかく全力で笑顔ですることっていうのが1番の役割かなと思います。回してくれた時にチャンスで1本出る勝負強いバッターになりたい」
強力打線が注目される中、香川大会の準決勝と決勝の2試合で13失点した投手陣は、夢舞台に向けて立て直しを図っています。
(高松商 背番号1/坂中大貴 投手[3年])
「高商は打線が注目されてるんですけど高商は守り勝つ野球が伝統なので。ピッチャー陣が香川県大会も守り切れなかったとこがあるので、甲子園ではピッチャー陣がもう1回仕切り直して“0を重ねる”っていうのを意識して甲子園でやっていきたい。打線はすぐ点とってくれるんで、点とった後の次の回の先頭バッターはピッチャーとしてもチームとしても意識してやっているので、そういうポイントポイントをしっかりと抑えられるように頑張りたい」
高商は25年ぶりの1勝を目指し夢舞台に乗り込みます。高商は19日に栃木代表の作新学院と対戦します。