23日、香川県が、2021年度から5年間の県政運営の指針となる次期総合計画の案をまとめました。新型コロナによる社会の変化を踏まえて施策を組み立てました。
香川県の次期総合計画は、当初、2020年の9月までに策定予定でしたが、新型コロナによる社会の変化を盛り込むため1年延期されました。
23日に示された案には、詳細な疫学調査を行える体制を整備することや、新型コロナ禍で地方への関心が高まっているとして、移住促進のための支援を充実させることなどが盛り込まれました。
また、これまでの総合計画と同じく、地域経済の振興や災害への備えの充実などにも力を入れるとしています。
(香川県政策課/近藤壽文 課長)
「地方に目を向けられていると思いますので、地方でも豊かに生活出来るということを実感していただけるように取り組んでいきたい」
次期総合計画案は9月の香川県議会に提案予定です。