中国四国9県の知事らが集う「中四国サミット」が17日に開かれ、新型コロナや防災対策など共通の課題について意見を交わしました。
2020年は新型コロナの影響で中止となったこの会議。2年ぶりの開催となった17日は、オンライン会議形式で岡山県の伊原木知事が司会進行を務めました。
香川県の浜田知事は新型コロナ対策について「ワクチンが打ちたい場所に届いていない。デルタ株の拡大を抑えるためには、ワクチンの供給計画から配送などのスケジュールまでを国に示してもらいたい」と意見を述べました。
会議では感染症対策での国への提言の他、記録的な大雨による河川の氾濫や土砂災害などへの防災・減災対策についても、中国四国9県が一致団結して取り組んでいくことなどの「共同アピール」を採択しました。
各県が分担して8月から9月にかけて関係省庁に提言します。