新学期に学校での感染拡大が懸念されるとして、香川県の浜田知事が県立学校の「夏休みの延長」などを検討するよう香川県教育委員会に依頼しました。
(香川県/浜田恵造 知事)
「かかりやすい、かかりにくいはもはや年代に差が無いのではないかと思っておりますので」
香川県の県立学校は、ほとんどが9月1日に2学期が始まります。
浜田知事は、夏休み中に家庭内での感染が増えていることや県立学校に通う生徒は通学範囲が広いことなどから、新学期に学校で感染が広がるのではないかとの懸念を示しました。
その上で8月23日、県の教育委員会に夏休み期間の延長など、対策を検討するよう依頼したということです。
「夏休みの延長」を巡っては岡山県倉敷市が市立学校の夏休みを延長することを決めています。
また浜田知事は、県の広域集団接種センターで9月の2週目から妊婦に対して優先的にワクチン接種ができるようにする方針を明らかにしました。
1日に200人程度を想定していて、詳しくは決まり次第公表するということです。