岡山市は31日、2021年4月に行った独自の学力調査の結果を発表しました。無回答率が減少していて、粘り強く問題に取り組む児童・生徒が増えてきていると分析しています。
岡山市は、2017年度から小学4年生と5年生、中学1年生と2年生を対象に独自のテストを行っています。問題は岡山市の教員が作っていて、正答率が低いものなど課題としている問題を継続して出題しています。
その結果、中学1年生と2年生の「国語」と中学1年生の「英語」の平均正答率が、目標とする70パーセントを上回りました。
市の教育委員会は、「課題としている問題の約6割で正答率が上がっていて、改善が見られる。無回答率が減少していて、粘り強く問題に取り組む児童・生徒が増えてきている」と分析しています。