香川県はまん延防止等重点措置の延長を受けて、高松市の飲食店などに出していた時短要請などを継続することを決めました。延長について高松市では「仕方ない」という意見がある一方、飲食店を心配する声が上がっていました。
(公務員[40代])
「まだ(感染拡大を)抑えられていないなという気がしていたので延長も仕方無いかなと思います。やっぱりこうなってくると飲食店のみなさんも売り上げが無くなってくるので心配もありますね」
(会社員[20代])
「つらいですね、(お店で)お酒が飲めないから。もうしばらく行ってないです」
高松市亀井町にあるイタリア料理店「ミラノのおかず屋さん」です。
8月20日からのまん延防止等重点措置を踏まえ、禁止となったお酒の提供をせず午後8時まで営業しています。
(ミラノのおかず屋さん/西原大剛 マネージャー)
「まん延防止になってからはお酒が一切ダメということで、そうなってくると本当にお客さんが来なくて。滞在時間も短くなりますし。お客さんからしたら『なんで飲めないの?』という感じにはなるんですけど、そこは本当にルールとして僕らは徹底しております」
ワインを保管しているワインセラーにはたくさんの在庫が残っています。
(ミラノのおかず屋さん/西原大剛 マネージャー)
「本来だったらこの半分くらいにはなってはいるんですけれども、今、仕入れができていない状況、回っていない状況になっていますね」
西原さんは、まん延防止の延長をある程度想定していたということです。
(ミラノのおかず屋さん/西原大剛 マネージャー)
「このような状況で今(まん延防止措置)をやめるべきでは無いというのは僕らも感じているので。今は我慢のしどきかなという印象です」