10月1日、岡山市で小学生が自分たちで育てたアユモドキの稚魚をビオトープに試験放流しました。
地元の千種小学校の5年生が、国の許可を得て人工繁殖した稚魚30匹をキリンビール岡山工場のビオトープに放流しました。
アユモドキは、環境省レッドリストで絶滅の危険性が極めて高い絶滅危惧ⅠA類とされ、国の天然記念物にもなっています。現在では岡山県と京都府の一部の水系でのみ生息が確認されていて、今回の試験放流は将来の河川への放流を見据えたものです。
(参加した児童は―)
「頑張って育ててきたので工場の方でも大きく育ってほしいと思います」
「ちょっと寂しいけど最後まで育てられるという貴重な経験ができたので良かったです」