四国電力の長井啓介社長は延期している伊方原発の再稼働について「具体的なスケジュールを示す立場にない」と明言を避けました。
四国電力は定期検査のため2019年12月から運転を停止している伊方原発3号機を10月12日に再稼働させる予定でした。
しかし、宿直勤務中の社員1人が無断で外出し保安規定に違反した問題を愛媛県や伊方町に説明するため再稼働を延期しました。
(四国電力/長井啓介 社長)
「保安規定違反の事案もありまして、こうしたことについて愛媛県や伊方町にしっかりとご説明し、理解を得た上でその後の行程に進むということでございますので、それについてお答えする立場にないと考えております」