四国電力は10月12日に予定している伊方原発を再稼働させる日程について「変更の可能性がある」ことを明らかにしました。
四国電力は、2019年12月に定期検査に入ってから停止している伊方原発3号機を10月12日に再稼働させる日程を公表していました。しかし、9月30日の記者会見で長井啓介社長は「地元に理解を得ることが必要」として、この日程は「十分変わる可能性がある」と話しました。
(四国電力/長井啓介 社長)
「スケジュールありきではなく愛媛県や伊方町のご理解をいただきながら、引き続き安全確保を最優先に、緊張感をもって丁寧に進めてまいりたいと思います」
設置が義務付けられているテロ対策施設については、10月5日に予定している使用前検査の合格をもって竣工となるということです。