岡山県内のものづくり関連企業が技術力をアピールする展示商談会が16日、岡山市で始まりました。
(記者リポート)
「こちらの製品は、アクセルを間違えて強く踏んでしまうと、隣のブレーキが作動する仕組みになっています」
岡山県内の150社が自社の技術力をPRしている「おかやまテクノロジー展」。
県内のものづくり企業にメーカーなどとのマッチングや販路拡大の機会を提供しようと、岡山県が毎年開いているものです。
会場では、2021年6月に日本初の屋外飛行を岡山県で行った「空飛ぶクルマ」や、工場で活躍するさまざまなロボットなど、各企業の技術や製品が紹介されています。
会場には岡山県の伊原木知事も訪れ、歩く速さほどで自動運転するロボットに試乗していました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「気分がいいですね、自動運転でね。技術が進んでいるんだなあと思いました」
展示会には企業の関係者だけでなく、県内の工業系の高校15校から約1300人が来場しました。
企業にとっては、自社をPRして採用活動につなげる機会にもなっていて、学生に興味を持ってもらおうと工夫を凝らした展示も目立ちました。
高校生が実際に溶接作業を体験するブースも――
(体験した高校2年生は―)
「初めてやってみたんですけど、優しく教えてくれてとてもやりやすかったです。就職先とかまだ全然決めていないのでありがたい」
(TANIGAWA/大久保力斗さん)
「自分も溶接をやったことがなくて、初めてやってみてからどんどんはまっていったというところがあるので、他の人にもそういった思いをしてほしいと思って」
「おかやまテクノロジー展」は17日もコンベックス岡山で開かれます。