岡山県警は、インターネットの有害情報を監視するボランティア「サイバーパトロール・モニター」を大学生らに委嘱しました。
18日は委嘱式が行われ、県内の大学生や会社員ら43人が岡山県警の檜垣重臣本部長から「サイバーパトロール・モニター」の委嘱状を受け取りました。
サイバーパトロール・モニターとは、インターネット上でハッキングなど不正行為に関する情報を発信しているサイトや偽ブランドの販売をしているサイトなどを発見し、警察へ通報するボランティアです。
警察だけでなく市民の目線で有害な情報を発見するのが狙いで、これまでにのべ291人が活動しています。
岡山県警によりますと、2021年1月から6月末までの迷惑メールや不正アクセスなどに関する相談は933件で、2020年の同じ時期に比べて297件増えているということです。
(岡山理科大学3年生/眞田尚輝さん)
「やっぱり学生の方が一般の方よりSNSの使用頻度が高いと思うので、違法情報や闇バイトとかを見つけたら通報していきたい」