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新型コロナで苦境の米農家を支援 11月補正予算案で 岡山・倉敷市

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 岡山県倉敷市は22日、11月の補正予算案を発表しました。新型コロナの感染拡大で米の価格が下がった影響を受けた農家への支援事業などが盛り込まれています。

 倉敷市の11月一般会計補正予算案は総額11億9800万円余りです。

 このうち1億4112万円は米の販売農家の支援事業に充てられます。倉敷市在住で作付面積が30アール以上の農家を対象に、来年の米づくりにかかる苗や肥料の購入費の一部を助成します。

 この他、新型コロナで落ち込んだ地域経済の活性化事業も盛り込まれています。

 感染防止策やビジネスモデルの多様化などに取り組む宿泊事業者や文化観光施設への支援に1億6500万円、PCR検査の陰性証明書などを提示して市内の施設に泊まった人に対し、土産物店などで使えるクーポン券を配布する事業に1000万円などが計上されています。

 この補正予算案は11月30日に開会する倉敷市議会で提案されます。

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