香川県三木町の障害者支援施設が、組み立てると「干支」が出来あがる年賀状を作りました。新年のあいさつと一緒にワクワクを届けてみませんか?
香川県三木町にある障害者支援施設「朝日園」では、自立支援の一環として封筒や名刺などの印刷を手掛けています。
年賀状の印刷は40年以上前から行っていますが「年賀状離れ」もあって10年ほど前からは売り上げが下がっているそうです。
そんな中、新しい形の年賀状を模索。2020年に作り始めたのが、組み立てると立体的な干支が出来る「段ボールの年賀状」です。
受け取った人が組み立てることができるので、新年のあいさつと一緒にワクワクも届けることができます。ちなみに送るには84円分の切手が必要です。
(記者リポート)
「このかわいい寅の年賀状を組み立ててみます……。約7分で完成しました」
この寅をデザインしたのは、2021年度に入社したスタッフです。
(朝日園スタッフ/佐藤小夏さん)
「瞳、つぶらなかわいらしい、いろんな人に愛されるような瞳をちょっと工夫して。玄関とかに飾ってもらったらいいかなと思います」
年賀状は絵が付いたモノと、自分で顔などを描けるモノの2種類あります。
朝日園のホームページや電話で12月17日まで注文することができます。