縁起物として正月飾りなどに使われる千両の競りが高松市の市場で行われました。
午前7時半から始まった競りには卸売業者約50人が参加しました。
競りにかけられたのは茨城県と高知県産の千両約3万5000本です。
真っ赤な実が数多くなる千両は、繁栄や富を意味する縁起物として正月飾りなどに使われます。
今年は、例年よりも早く10月中旬から朝晩を中心に冷え込んだことで、赤や黄色といった実の発色がよいということです。
(高松花市場/天雲崇二 統括部長)
「千両一輪だけでも飾っていただけたら、それだけでも少しいつもとは違うお正月を迎えることができるのではないかと思います」
7日に競りにかけられた千両は、12月20日ごろからスーパーや花屋さんで販売されます。