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乳児虐待死事件を受け 高松市が警察署と協定「連携強化」へ 香川

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 2021年9月、高松市で生後3カ月の男の子が母親に殴られ死亡した事件を受け、市は警察署と情報共有などの連携を強化する協定を結ぶことを明らかにしました。

(高松市/大西秀人 市長)
「こういう関係機関、特に警察との情報共有をして一緒に連携をしてやっていくことは、虐待による死亡事故とかそのようなことを未然にある程度防ぐためにも非常に有効だと」

 2021年9月、高松市の23歳の女が生後3カ月の長男の頭を殴って死なせたとして逮捕、起訴されました。

 高松市の保健師が前の月に家庭訪問していましたが長男には会えず、緊急性がないとして児童相談所などと情報共有していませんでした。

 これを受け高松市は、児童や高齢者、障害者に対する虐待事案の早期発見や対応を図るため、市内を管轄する4つの警察署との間で情報提供や共有をより円滑に行う協定を結ぶことを決めました。

 締結式は今月20日に市役所で行われます。これで香川県の全ての市や町と警察署との間で虐待に関する連携協定が結ばれることになります。

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