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3輪スポーツタイプの小型電気自動車が完成 岡山・総社市のメーカーが独自開発

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 大きな可能性を秘めた車が完成しました。岡山県総社市の産業機械メーカーが約5年かけて独自に開発した小型電気自動車が完成し、13日に披露されました。

 鮮やかな真っ赤なボディが目を引く小さな車。電気自動車「eFalcon(イーファルコン)」です。

 3輪のスポーツタイプで2人乗り。最高速度は80キロ、後輪がモーターで駆動します。

(コアテック/藤井茂 社長)
「とにかく乗って楽しい車になった。電気を使っているので1回の充電で280キロくらい(走る)そのへんも楽しいと思う」

 小型電気自動車を開発したのは総社市の産業機械メーカー「コアテック」です。

 四輪の普通自動車としてナンバープレートを取得するには厳しい規制があります。そのため、eFalconは「側車付き軽二輪」というカテゴリーで2021年12月下旬にナンバープレートを取得しました。

 左ハンドルなのは、右足でアクセルを踏みながら左足は外に出せるようにするためです。法律上はオートバイと同じ扱いになるため、「片足が外に出せる」構造になっています。

 13日のお披露目会では片岡市長が試乗しました。

(総社市/片岡聡一 市長)
「乗り心地抜群です。スピードも出るしパワーがあるし、坂道の駆け上がり方が普通の自動車以上のパワーを持っている印象でした。世界がカーボンニュートラルを求めていく中で、時代の先駆者ですね」

 コアテックでは今後、1年ほどかけて公道でテスト走行を行い、その後500万円台から600万円台で販売したいと考えています。

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