服飾を専門に学ぶ高校生による毎年恒例のファッションショーが2月4日に最後の公演を迎え、21年の歴史に幕を下ろしました。
坂出第一高校ファッションデザイン科のファッションショーは、生徒の製作技術の向上を図ろうと2002年から開催されてきました。
しかし、生徒の減少に伴う学科の変更で今の3年生がファッションデザイン科の最後の生徒となり、ファッションショーも2022年限りとなりました。
最後のショーのテーマは「Time~時代~」。
生徒はショーの限られた時間で1人1人が主役となり、東南アジアのラオスの生地と日本の生地でアレンジして作ったブラウスを自ら着て、舞台に上がりました。
ファッションデザイン科最後の3年生12人は、堂々たる様子でスポットライトを浴びていました。
(坂出一高 ファッションデザイン科/髙比良繕さん)
「(ポイントは)レースを手縫いでしたのと、大きなリボンをつけたところです。グループとか友達とかで一緒にできたことが、一番の思い出につながって良かったです」
また、先輩達の歴史に思いをはせようと過去のステージの様子を写真や動画で披露しました。
(坂出一高 ファッションデザイン科/石川宙さん)
「袖で映像が流れているのを見てたのですけど、すごいなーと思って、先輩方のデザインが。ファッションショー自体がなくなるのはすごくさみしいですけれど、私たちが最後として出来て達成感があるんで、そこはうれしいかな」
3年生は3月に卒業式を迎え、新しい道へと進みます。