東京オリンピックの聖火リレーは香川県に入りました。17・18日の2日間で香川県内全ての市町を走ります。初日の17日には、県内の聖火ランナーでは最高齢の男性や高松工芸高校バレー部3年の牧大晃選手、新体操ジュニア日本代表の喜田未来乃選手ら、香川を代表するアスリート9人のグループが登場しました。
(香川県/浜田恵造 知事)
「さまざまな困難を乗り越えて実施される聖火リレーが、人々の希望を照らし東京大会の開会式へとつながっていくことを祈念して」
香川県の聖火リレーがスタートした宇多津町役場では、雨が降る中、午前7時半から出発式が行われました。
そして県内の聖火ランナーでは最高齢の柏原航一さん(90)が聖火がともったトーチを手に、1人目の走者として走り出しました。
(沿道で観覧した人は―)
「力強い走りで『始まるな』っていう感じがしました」
「きょうは5時半に起きてきました。ここだったら人も少ないし、密にならないように気を付けて見ました」
宇多津町を出発した聖火は、17日は丸亀市、まんのう町、直島町、琴平町、善通寺市、多度津町、三豊市、観音寺市を走ります。
丸亀市役所前では午前9時頃、身長2メートル10センチの高松工芸高校バレー部3年の牧大晃選手や、新体操でジュニアの日本代表として活躍する喜田未来乃選手ら香川を代表するアスリートの9人のグループがトーチを渡しながら一緒にリレーをしました。
(新体操ジュニア日本代表/喜田未来乃 選手)
「みんなで力を合わせて聖火リレーができてすごく楽しかったです」
(沿道で観覧した人は―)
「やっぱりきれいな火でしたね。なんか神聖な気が」
「素晴らしかったですね。もう二度と見ることないと思ったので雨の中来ました」
また、午後からは聖火は琴平町で金刀比羅宮の石段を駆け上がり、沿道に集まった人たちがランナーたちに拍手で声援を送っていました。
聖火リレー、18日は坂出市をスタートし、最後は高松市に届けられます。