香川県三豊市の3つの小学校が競う縄跳び大会が開かれました。そのうち1校は2021年の「リベンジ」に燃えていました。
縄跳び大会は三豊市の勝間小学校と上高瀬小学校、下高瀬小学校の体育館をオンラインでつないで開かれました。この大会は勝間小が2校に送った「挑戦状」から実現しました。
2021年12月に開かれた3校対抗のマラソンリレー。全校児童と教職員がバトンで42.195キロをつなぐというもので、勝間小は2位の上高瀬小に20秒差で敗れ、最下位となりました。そこで……
「長縄跳びで勝負だ!今度こそ勝間小が勝つ!」
各学年が2チームに分かれて1人ずつ縄を跳び、3分間で跳んだ回数を競います。勝間小の児童たちは体育の授業と休み時間に練習してきた成果を本番にぶつけます。
圧巻は6年生。22人のクラスから選ばれた8人で編成した少数精鋭のチーム。休む間もなく跳び続けるその足は「裸足」です。
(6年生は―)
「上靴がすべるから、裸足になろうってなって」
このチームは3分間で321回という自己ベストを超える記録をたたき出しました。勝間小は6学年中5つの学年が、自らの最高記録を更新する勝負強さを見せました。
優勝したのは――
縄跳びの神様(先生)「下高瀬と勝間です!」
子どもたち「やったー!」
勝間小は下高瀬小と並んで1位。見事、雪辱を果たしました。
(1年生は―)
「1位になれてうれしかった」
「みんなと仲良く跳べたのでうれしかったです」