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前衛的な表現を追求 現代アート作家のグループ展 高松市美術館

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 前衛的な表現を追求する現代アート作家5人によるグループ展が高松市で開かれています。

 高松市美術館が独創性や将来性がある作家を発掘、紹介しようと2009年から開いているものです。11回目となる今回は、30代から40代の作家5人の作品23点を展示しています。

 久保寛子さんの「オリオンの沈むところ」は、高さ約3メートルの3つの筒がそれぞれ海、地上、天空を表現しています。被災地などで活用されるブルーシートを素材として用いることで、多くの災害の中で生きる現代人を表しています。

 「大正生まれの画家」という架空の設定で活動するユアサエボシさんの作品も紹介されています。150枚の瓦にアメリカ人の顔が描かれた作品「GHQ PORTRAITS」は、「ユアサさんが戦後にお金を稼ぐためにGHQの兵士たちの似顔絵を描いていた」という設定です。

 「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.10」は3月21日まで開かれています。

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