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女児虐待死事件の対応を検証 有識者会議が報告書まとめる 児相職員の対応件数の上限など提言へ 岡山市

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 2022年1月、岡山市で6歳の女の子が母親と交際相手から虐待を受け死亡したとされる事件で、岡山市の対応を検証する有識者会議の報告書が大筋でまとまりました。

 6日の有識者会議には委員6人のうち5人が出席し、非公開で最終の協議を行いました。

 この事件は岡山市の西田真愛ちゃん(当時6歳)が母親と交際相手から繰り返し虐待を受け、2022年1月に死亡したとされるものです。

 座長の中原隆志弁護士によりますと、これまでの会議では児童相談所の職員が対応する事案の件数が多すぎて、情報共有が不十分だったことなどが指摘されました。そうした課題を解決するため、報告書には職員が対応する件数に上限を設けるなど、具体性や実効性のある再発防止策を盛り込んだということです。

(岡山市の有識者会議/中原隆志 座長)
「子育てについて行政が積極的に関与していくことで、現代社会で子育てができるというようになってほしいという思いが強い」

 報告書は10月11日、岡山市の大森雅夫市長に提出して公表されます。

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