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香川初の公立夜間中学に9人の入学希望者 運営方法などを協議する初会合 三豊市

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 香川県初となる公立夜間中学が2022年4月、三豊市に開校します。運営方法などについて意見を出し合う協議会が28日、初めて開かれました。

 さまざまな事情で十分に義務教育を受けられず、「学び直し」を必要とする人たちのために、三豊市では2022年4月、市立高瀬中学校に香川県初の公立夜間中学を設置する予定です。

 28日に開かれた協議会には、有識者や三豊市の小中学校の校長など9人が出席しました。市立高瀬中学校の千秋久宣校長が会長を務めます。

 2021年、三豊市が生徒を募集したところ、市の内外から9人の入学希望者が集まりました。年齢は16歳から85歳までで、外国籍の人もいます。

 協議会では、入学希望者の状況や面接の様子などについて市の担当者が委員に説明したということです。

(三豊市/山下昭史 市長)
「学びの場所を求めていた人が、年齢に関係なく、国籍に関係なくいらっしゃるということが証明されたと思います。それぞれの事情を持った人たちが来るわけですから、一つの型にはまった学校ではなくて、一人ひとりが『自分の学び』というのを見つけてもらって、そして、それに寄り添える学校を目指したいなと思います」

 三豊市の公立夜間中学は4月中旬に入学式を行う予定で、協議会では今後も運営方法などについて話し合うということです。

 また、三豊市では、全国で初めて不登校の中学生などを受け入れる方針を示していて、文部科学省に認可を求めています。

 相談も多く寄せられているそうで、認可を得られた後に、希望者の面接や体験入学を行うなど、柔軟に対応したいとしています。

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