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汚染水防ぐ遮水壁の撤去完了 香川・豊島産廃問題

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 香川県土庄町豊島の産業廃棄物不法投棄現場で、汚染された地下水が海に流れ出るのを防いでいた遮水壁の撤去が3月1日朝、完了しました。

 豊島の遮水壁は産廃が不法投棄された現場の北側約340メートルにわたって20年ほど前に設置されました。

 香川県は地下水の水質が排水基準をクリアしたなどとして、2月1日からクレーン車を使って壁となっている鋼矢板を引き抜く作業を進めていました。

 撤去作業は3月末に終わる予定でしたが、県によると作業が順調に進んだため3月1日朝、完了したということです。県は3月中に引き抜いた板の処理を終わらせる予定です。

 廃棄物対策豊島住民会議の石井亨さんは「遮水壁の撤去が順調に進みほっとしている。今後は海岸を含め、不法投棄現場の整地がどうなるのかが課題」と話しています。

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