香川県多度津町で新しい「さぬき浜街道バイパス」の供用が始まるのを前に21日朝、開通式が行われました。
開通式には香川県の浜田知事や多度津町の丸尾町長らが出席しました。
新たに開通するのは通称「さぬき浜街道」の一部で、「県道丸亀詫間豊浜線」の約2.4キロの区間です。香川県はこれまで、海沿いの道を「さぬき浜街道」としていましたが、道幅が狭かったことなどから、2000年度から新しいバイパスの整備を進めていました。
総事業費は約94億円で、2007年には西側の一部区間が先行して開通していました。今回の開通で、大型車の通行がスムーズになるほか、瀬戸中央道の坂出北インターチェンジへのアクセス向上が期待されています。
新しい「さぬき浜街道バイパス」は午後3時から一般の車も通行できるようになります。