JR四国は12日からのダイヤ改正に伴い、利用者が少ない香川県東かがわ市の引田駅を無人駅としました。
JR四国では業務の効率化などを目的にダイヤ改正や駅の無人化を実施していて、今回無人化したのは、駅員がいる中で特に利用者が少ない引田駅です。
無人化を受けて、地域活性化のために引田駅の清掃やイルミネーションの設置などを行っている地域のボランティア団体は……。
(風の港まちづくりネットワーク/渡辺堅次さん)
「私も高松まで高校時代3年間通った思い出があります。高松で高校の部活を終えて帰ってきて遅くなって帰ってきて、駅員さんが声を掛けてくれる『おかえり』って、そういうのはありますね。寂しいですね」
(荻津尚輝リポート)
「無人化した引田駅では現在臨時で窓口を開いていて、定期券の販売などをしています」
3月から4月にかけて定期券を買う人が多いことから、引田駅では4月10日まで平日を中心に21日間、臨時で窓口を開けています。開いていない時に買う場合は、駅員がいる三本松駅などの売り場で買うことになります。
この他、JR四国では今回のダイヤ改正でマリンライナーの最終列車を繰り上げました。これにより、高松駅を発車する最終列車は午後10時27分発で、約1時間早くなりました。岡山駅を発車する最終列車は午後11時43分発で、約30分早くなりました。
また、特急「しまんと」では高松―多度津駅間と宇多津―高松駅間でそれぞれ1本の運転を取りやめました。