香川県土庄町は、前の町長らが起訴された官製談合事件を受けて契約を解除した工事を4月、再入札すると発表しました。
再入札するのは小豆島と沖之島を結ぶ橋の土台部分を造る工事です。
この工事を巡っては2021年11月の入札のとき、当時町長だった三枝邦彦被告(64)が、知人を介して業者に最低制限価格を漏らして落札させたとして起訴されました。その後、落札した業者側からの申し出を受けて2月に契約が解除されていました。
再入札は、4月13日から18日にかけて行われ、予定価格は税抜きで5億6850万円です。
前回の入札では事前に予定価格を公表していませんでしたが、官製談合事件を受けて今回は公表しました。前回の入札では2基造るとしていた橋の土台を、今回は1基だけにしたため、予定価格は1億7000万円近く下がりました。