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香川・土庄町 架橋工事の「契約解除」 官製談合事件を受け

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 香川県土庄町の前の町長らが逮捕された官製談合事件を受けて、土庄町は22日、問題となった架橋工事について業者との契約を解除しました。「再入札」は4月以降になる見込みです。

 「契約解除」になったのは、2021年11月に土庄町が発注した沖之島に架ける橋の土台部分を造る工事です。

 入札の結果、高松市の土木会社「タチバナ工業」を代表とする共同企業体が落札しました。

 この入札を巡っては当時町長だった三枝邦彦容疑者(63)が知人を介して「タチバナ工業」の取締役に最低制限価格を伝えて落札させた疑いが持たれています。

 土庄町によると2月10日にタチバナ工業側から工事を辞退する旨の申し出があり、手続きを進めた結果、22日に正式に「契約解除」になったということです。

 今後、町は「再入札」する方針ですが、設計をやり直す必要があるため、再入札は4月以降になるとしています。

 橋の土台の工事は2022年3月に着工、2023年3月に終了予定でしたが、町は再入札によって「終了が遅れる」としています。

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