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香川・土庄町の架橋工事「再入札」へ 官製談合事件を受け

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 香川県土庄町の前の町長らが逮捕された官製談合事件で、工事を落札した業者が、契約の解除を町に申し出ていたことが分かりました。解除が決まれば土庄町は「再入札」を行う方針です。

 この事件は土庄町が2021年11月に発注した沖之島への架橋工事を巡るものです。

 当時町長だった三枝邦彦容疑者が、知人を介して高松市の土木会社「タチバナ工業」の取締役に最低制限価格を伝えて落札させたとして、香川県警は2月3日に、三枝容疑者らを逮捕しました。

 タチバナ工業によると、事件を受けて町に工事の辞退を申し出た上で、2月17日には契約解除のための文書を提出したということです。

 土庄町は正式に「解除」が決まれば再入札を行う方針です。問題の架橋工事は3月に着工予定でしたが、事件を受けて「休止」状態となっています。

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