高松市の屋島にある民家博物館「四国村」がエントランス棟を新築するなどリニューアルしました。
15日午後、関係者がテープカットをしてリニューアルを祝いました。1976年のオープン時に香川県出身の芸術家、猪熊弦一郎が寄せた言葉にちなんで、4月から施設名を「四国村ミウゼアム」に変更しました。
新しく建てられたエントランス棟「おやねさん」は鉄筋コンクリート一部2階建てで、1階はチケット売り場やお土産コーナー、2階は展示コーナーで、オープン当時の様子が分かる写真や映像を見ることができます。
2階は屋根の木の香りを感じながらゆったりくつろげる場所になっています。
「おやねさん」は2022年の瀬戸内国際芸術祭の作品にも選ばれています。2022年8月にオープンする屋島山上拠点施設とあわせ、屋島の活性化に期待が掛かります。
(四国村ミウゼアム/加藤秀樹 理事長)
「今まで以上に民家っていうものを理解していただける、楽しんでいただけることになったらと。世界中からいろいろな人に来ていただきたい」
「四国村ミウゼアム」は16日にリニューアルオープンし、年間10万人の来場を目指すとしています。