香川大学が高松市の医薬品メーカーと「希少糖」の研究に関する協定を結びました。
香川大学で行われた締結式では、香川大学の筧善行学長と、協和化学工業の木下幸治社長が協定書にサインをしました。
自然界にわずかしか存在しない希少糖は香川大学が約30年前に研究を始め、血糖値の抑制や糖尿病の予防など、さまざまな効果が期待されています。
協和化学工業は20年ほど前から医薬品の製造を手掛けています。
今後、香川大学と協和化学工業は希少糖を活用したがん治療の研究などを共同で進めるということです。
(協和化学工業/木下幸治 社長)
「今後さらに医薬品の分野で発展していくひとつの礎になれば」
(香川大学/筧善行 学長)
「これで本当に医薬の方向に向かって希少糖が発展させることができるんじゃないか」