4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、香川県警がさぬき市の高校でトラブル防止の講演を行いました。
(香川県警察本部 生活安全部少年課/坂賀俊之 課長補佐)
「軽はずみに署名・捺印やクリックしないでください。『え?ほんまかいな』と不審に思ったことについては必ず相談してください」
さぬき市の県立津田高校で、香川県警の担当者が全校生徒 約260人を対象に、成人年齢の引き下げによるトラブル防止について話しました。
改正された民法では、18歳で親の同意なしにあらゆる契約を結べるようになり、SNSなどでの「消費者トラブル」が心配されます。このため「できることが増えるということは、責任が伴うことでもある」などと注意を呼びかけました。
また、成人年齢が下がっても飲酒や喫煙、公営ギャンブルは年齢制限が維持されることも話しました。
(高校3年生は―)
「自分の行動や選択に責任を持って判断して生活したいと思いました」
「(SNSの使い方などで)ルーズな部分があったので、講演を聞いて気を付けようと思いました」