梅雨の到来を前に、岡山県倉敷市の高梁川と4年前の西日本豪雨で決壊した小田川で堤防の安全点検が行われました。
この点検は毎年春と秋に行われていて、25日は岡山河川事務所の職員ら30人ほどが、高梁川と小田川の堤防約35キロを調べました。
(点検の様子)
「どこかにモグラの穴があったと思う」
職員らはタブレットを使って、これまでに亀裂や動物が掘った穴といった異常が見られた部分がどのようになっているかなどを確認していました。
(高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所/濱本賢太郎 副所長)
「経年的に観察しているところも重点的に観察していきたい。設計上、見込んでいる水に対しては安全に流さないといけない、その機能が発揮できるような点検を我々の方で行う」
26日は旭川水系の、4月28日には吉井川水系の堤防で点検を行います。
点検の結果は、岡山河川事務所のホームページで5月中旬に公開されます。