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極端に安いものには注意! キャンプ人気で使用広がる「ガストーチ」の事故が増加

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 バーベキューでの火おこしやあぶり料理などに使う「ガストーチ」。キャンプ人気の高まりなどを受けて広く使われるようになっていますが、この「ガストーチ」による事故が増えていて、注意が必要です。

 製品を使って起きた事故の調査などを行う独立行政法人「NITE」によりますと、ガストーチの事故は2年連続で増えていて2021年度は20件でした。

 原因の1つはガス漏れで、漏れたガスに一度引火すると水をかけても燃え続けるケースがあります。

 また、あぶり料理で使うときにも注意が必要です。大きく傾けて使うと火が燃え広がるおそれがあります。

 さらに、NITEは、「正しく使っていても事故が起きることがある」と話します。

(NITE 製品安全広報課/岡田有毅さん)
「使用者の方としては正しく取り付けて正しく点火しているのに、製品の方に不具合があったことによって事故に至ってしまうという事故が起きているということでございます」

Q.事故を防ぐためにはどういったところに注意が必要?

(NITE 製品安全広報課/岡田有毅さん)
「まずは粗雑な作りのガストーチというのを買わないようにするというところで、まずは事業者の連絡先が書かれていることを確認するということ。実際に使用する前に、その製品からガス漏れが起きていないかということを『臭いと音』で確認いただきたいというふうに考えます」

 ガストーチを買うときには、極端に価格が安いものには注意が必要だということです。

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