視聴者の皆さんの声をもとにニュースをお届けする「みんなに聞いてみた」。今回のテーマは「暖かくなったらやりたいことは?」です。
暖かくなったらやりたいことは?
Park KSBアプリのアンケートには703人の回答が寄せられました。
好きな季節について質問したところ、半数以上の358人が「春」と回答しています。
また「暖かくなったらやりたいことは?」の質問に対しては、「旬のものを食べる」との回答が最も多く寄せられました。
そして「アウトドア」という回答が2番目に多くなっています。という訳で今回は「春」のアウトドアを満喫するのにぴったりのグッズをご紹介します。
岡山県赤磐市で鉄やステンレスでタンクを製造する会社が手掛けるグッズは「鉄」のプロならではのこだわりが詰まっています。
鉄のプロが手掛けるアウトドアグッズ
赤磐市で金属加工などを行っている富士鋼業。1945年創業のこの会社では、主に鉄・ステンレスを加工し、大小さまざまな圧力容器を年間5000缶以上製造しています。
長年培った金属加工の技術を生かし新たに立ち上げたのが、キャンプ用品の自社ブランド「フジノハガネ」。自らキャンプフリークという永井芳紀社長が中心となり、2022年1月、本格的にスタートしました。
(富士鋼業/永井芳紀 社長)
「キャンプしてる時に例えばたき火台一つとっても、鉄板一つとっても、『アレ? 会社で作れるよな』と思ったのがきっかけなんですよ」
こだわりが詰まった主力商品の一つ「コンパクト焚火台(8800円)」の特徴は、簡単に分解・組み立てが出来るシンプルな設計。持ち運びや収納がしやすいようA4サイズにこだわっています。オプションで好きな文字を入れることもできます。
業務用で培った精度の高いレーザー加工の技術がブランドの強みになっています。キャンプ場で“映える”仕掛けにこだわっています。
(記者リポート)
「持ち上げてみるとけっこう重量感があります。鉄という感じですね。無骨な感じがカッコいいです」
ユーザーの意見を取り入れたこだわりも
鉄板は厚さ3.2ミリのものが使われています。
切れ込みにもこだわりが。もともと真ん中と両端の3つだったそうですが、ユーザーの意見を取り入れ、これから販売するものは5つに増やすそうです。
さらに、永井さんは使い込んだ鉄の“味”を楽しんでほしいと強調しました。
(富士鋼業/永井芳紀 社長)
「色がだんだん、ねずみ色から青く変わって、油ひいていって黒くなって。これめちゃくちゃ楽しいよなと。デニムが色が、あたりがついていったりとか、ああいうものが元々好きだったので、鉄もいいよねと。エイジングという言葉がすごく好きです」
現在、富士鋼業の商品はインターネットでの販売がほとんどということですが、3月27日に津山市のキャンプ用品店のイベントで実物を展示・販売するということです。