モデルは警察署員です。衣装に夜光反射材を取り付けたファッションショーが13日、岡山市の警察署で開かれました。
(記者リポート)
「暗い時間の死亡事故を無くそうとPRするファッションショーが間もなく始まります。モデルを務める署員もスタンバイしています」
交通事故防止の啓発のため、岡山西警察署が「交通安全母の会総会」の出席者に向けて行ったものです。
衣装は、岡山市の専門学校生が製作したもので、夜でもドライバーが認識しやすいように夜光反射材が取り付けられています。
岡山西警察署によりますと2022年、岡山県では12日時点で交通事故により30人が亡くなっていて、2021年の同じ時期より11人増えています。特に岡山市では、2021年の倍以上の13人が亡くなっています。
岡山県では2021年、交通事故で死亡した57人のうち19人は夜間や早朝など暗い時間帯の歩行者でした。
(岡山西警察署/荻野英俊 署長)
「こういったキラリ光る服装をしていただいて、交通事故の被害にあったり、交通死亡事故に発展しないように1件でもそうした悲惨な事故を減らしたいという熱い思いからきょう行っている」
岡山西警察署ではそれぞれの家庭で子どもの服に反射材を取り付けるなどし、事故防止に努めて欲しいと話しています。