岡山県新見市で「ササユリ」が見頃を迎え、薄いピンクや白の花が鮮やかに咲き誇っています。
新見市大佐の柴田光政さんの裏山には、500株ほどのササユリが植えられ一般に開放されています。
葉の形が「笹の葉」に似ていることからその名がついたといわれるササユリ。かつては岡山県の山や草原で見ることができましたが、今では自生のものはほとんど姿を消しています。
柴田さんが数年かけて裏山に植え続けたササユリは、梅雨の時期に甘い香りを漂わせ、美しい姿を見せてくれます。
訪れた人たちは、顔を近づけて香りを楽しんだり、スマートフォンで写真を撮ったりしていました。
柴田さんによると6月20日ごろまでササユリを楽しめそうだということです。