昔ながらの田植えを再現する「主基斎田お田植まつり」が19日、香川県綾川町で行われました。
綾川町山田上の「主基斎田」は、かつて大正天皇の即位式に奉納するお米を作った田んぼです。地元の綾上小学校の児童が歌う「田植え歌」に合わせて、菅笠に赤色のもんぺという当時の衣装をまとった農業経営高校の生徒23人が、苗を丁寧に植えていきました。
この「主基斎田お田植まつり」は大正時代の田植えを再現しようと、保存会のメンバーが約40年前から行ってきました。2020年、2021年は新型コロナの影響で休止していて、2022年は3年ぶりの開催です。
(田植えを体験した生徒は―)
「少し温かくてぬるっとしていました」
「こういう伝統のイベントに出られてとてもうれしい」