カッターナイフと紙を使って街の情景を再現したペーパーアート展が岡山県新見市で開かれています。
新見市の新見美術館で開かれているペーパーアート作家・太田隆司さんの作品展です。
作品からは、汗ばむような夏の風にのって、笑い声や街のざわめきが聞こえてくるようです。
会場には、街の情景をペーパーアートで再現した約90作品が並んでいます。
カットした紙を幾重にも重ね合わせ、立体感や躍動感を、また、使う紙の色を変えることで陰影を表現しています。
緻密に計算された構図からは、ある日どこかの街であった小さな物語が伝わってくるようです。
紙の魔術師とも呼ばれる太田隆司さんのペーパーアート展は9月4日まで開かれています。