岡山県高梁市でデザインを学ぶ高校生の作品を「まちなか」に展示する、ユニークな催しが開かれています。
7月6日から始まった「高梁まちなか美術館」では、高梁城南高校デザイン科の生徒が制作した54点の作品を、9つの中学校に展示しています。
高校生の力作を地元の人たちに鑑賞してもらおうと、市の教育委員会が初めて企画したもので、6日は中学校と高校をオンラインでつないで、作品の説明が行われました。
(高梁城南高校デザイン科の生徒)
「(制作には)とても時間がかかりましたが、写真のように描けた時にはかなり達成感を感じて楽しかったです」
市内にある教会や駅など、生徒が気に入った街の風景を描いた作品や、キャッチコピーや文章も生徒自身が考案した、社会の問題点について理解を深める「意見広告」などが展示されています。
展示会場の1つ高梁中学校では、美術部の生徒が作品を鑑賞しました。
(高梁中学校の生徒[3年生])
「写真みたいにうまくて、こんな絵を描いてみたいと思いました」
「いろんな色が使われていてすごいなと思いました」
「自分も高梁城南高校のデザイン科に行きたいと思っていて、とても参考になる作品が多くあったと思います」
今後は、市内の病院や公民館などにも作品を展示する予定です。
(高梁城南高校デザイン科の生徒[2年生])
「地域の方に見てもらう機会は少ないので、このような機会があるのはすごくいいことだと思います」
(高梁城南高校デザイン科の生徒[2年生])
「ほめていただけたりするので、いい経験になるなと思います」
(高梁城南高校デザイン科の生徒[2年生])
「先輩で私もいると思うので、もし(高梁城南に入学したら)一緒に学びましょう。あと、夢ファイト! 以上です」