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終戦の日 全国戦没者追悼式 遺族を代表し岡山・高梁市の男性が追悼の辞「平和の尊さを語り続け継承していく」

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 終戦から77年となる15日、東京では全国戦没者追悼式が開かれました。式では全国の遺族を代表して、高梁市の男性が追悼の言葉を述べました。

 追悼の言葉を述べたのは、岡山県遺族連盟の理事長を務める高梁市の大月健一さんです。大月さんは戦争で父親を亡くしました。

(遺族代表/大月健一さん)
「男の子が生まれたら『健一』と名前を付けるようにと、妊娠中の母に告げて中国に出征しました。心待ちにしていた私の誕生を知ることなく帰らぬ人となりました」

 大月さんはロシアによるウクライナ侵攻についても触れながら、平和の大切さを訴えました。

(遺族代表/大月健一さん)
「戦争は遠い過去の歴史的出来事ではなく今も身近にあることを再認識し、世界の恒久平和実現に向けて、一般市民まで犠牲となる戦争の悲惨さを、平和の尊さを語り続け継承していくことを諸霊にお誓い申し上げます」

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