Park KSBアプリに寄せられた疑問についてお伝えしていきます。今回は「食後の片付け」に関する疑問を専門家に聞きました。
「油汚れを効率かつ上手にとるにはどうしたらいいか？」（まんのう町 しのびー 54歳）
今回、「食後の片付け」について教えてくれるのは、整理収納アドバイザーの堀井紘子さんです。
◆スクレーパーを活用
「油汚れがたっぷりついたお皿なんですが、まずはこういったスクレーパーを使って、あらかじめお皿の汚れを取っておくと油汚れが落としやすくなります」
◆スプレー洗剤の活用
「こういったタッパーの角などの油汚れが落としづらい場所は、あらかじめスプレータイプの洗剤を使ってシュッシュッと吹き付けておいてもらうと、油汚れが落としやすくなります」
◆スポンジの使い方
「スポンジに洗剤を付ける時に、あらかじめしっかり洗剤を泡立てて使ってもらうと、油汚れを洗剤が包み込んでしっかりと落としてくれます」
◆重曹の活用
「カレーのお鍋など油汚れがしっかり付いてしまったようなものは、あらかじめお湯を張って重曹を溶かして浸け込んでおくと、油汚れが落としやすくなります」
【油汚れを洗うコツ】
・最初にスクレーパーなどで汚れを落とす
・洗いにくい部分はスプレー式の洗剤を活用
・スポンジはよく泡立てて使う
・ひどい汚れは重曹などを使い浸け置き洗い
「節水をしながら洗い物をするコツは？ ついつい水をたくさん使ってしまいます」（岡山市 はんな 52歳）
◆浸け置き洗い
「節水のコツとしては、あらかじめお湯を張った洗い桶に食器を浸けてから洗うと、水の流し放しを防げるので節水につながります」
◆食器の配置
「流すときに次の食器を下に置いておくと、洗っているお水が下に流れていくので、より節水にもつながっていきます」
【洗い物の節水のコツ】
・浸け置き洗いなど洗い桶の活用
・洗う食器の配置など無駄のない水の使用
「食洗機の正しい使い方を教えてください」（岡山市 good news 66歳）
◆食器の入れ方
「食器洗い乾燥機は、食器と食器の間を空けておかないと洗えないと思われる方が結構いらっしゃるんですが、実はピッチに合わせて食器を詰めて入れても、しっかりお湯が流れていくので洗うことができます」
◆節水にもつながる
「食器洗い機乾燥機を使うと、ため洗い、ためすすぎになるので節水にもつながります」
◆注意点
「注意点としては、高温で洗うので、食器洗い機対応の食器を使ってください。水の流れをさえぎらないように食器をかぶせて置かないようにしてください。また、食べかすがたまりますので、底はまめにお掃除してください」
【食器洗い乾燥機を使うコツ】
・水が食器に当たるよう正しくセットする
・食器洗い乾燥機対応の食器を使う
・底にたまる汚れはまめに掃除する
「ちょっとした工夫をして、食後の片付け楽しんでやってみませんか！」
