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倉敷美観地区に新しい宿がオープン 古民家をリノベーション 10月11日からの「旅割」も利用可能 岡山

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 岡山県倉敷市の美観地区に古民家をリノベーションした新しい宿がオープンしました。10月11日から「旅割」も始まる中、秋の観光シーズンに向けて注目を集めそうです。

 倉敷市美観地区にある複合施設「倉敷SOLA」の中に、30日にオープンした宿泊施設「倉敷民芸館南 川畔の宿」。入口を上がったすぐ先では……

(記者リポート)
「倉敷川と柳を見ながら、本を読むことができます。とても落ち着きます」

 この建物は1910年代に診療所兼住宅として建てられたものです。梁や棟木などは当時のものを使っています。格子をのぞくと川船が姿を見せています。

 少なくとも2008年以降は空き家になっていましたが、倉敷市の企業などが市の補助金を活用して宿泊施設に改修しました。

(宿泊施設の運営会社/宮井宏さん)
「個人の方でメンテナンスするにも限界があって解体されるケースが非常に多く、それを宿泊で利用して家賃を支払って、次の大規模改修に回していくサイクルをつくれれば」

 食事の提供はありませんが、2人で1泊した場合は4万4000円から、歴史ある美観地区の古民家に泊まることができます。

 10月11日からスタートする全国旅行支援、いわゆる「旅割」も使えるということです。

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