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落雷で国宝が焼けた神谷神社で「秋の例大祭」 復興を願い3年ぶりに“獅子舞”奉納 香川・坂出市

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 9月に落雷により国宝の本殿の屋根が焼けた香川県坂出市の神谷神社で、秋祭りが行われました。2022年は復興を願って、獅子舞が奉納されました。

 坂出市の神谷神社で行われた「秋の例大祭」です。祭りでは、地元の小学生による扇や鈴を使った「浦安の舞」やおはらいなど神事が行われました。例大祭は秋の収穫の時期に合わせて毎年この時期に行われていますが、新型コロナの影響で2年前から規模を縮小して行っていました。

(山下佳乃リポート)
「境内では鐘や太鼓の音に合わせて獅子舞が奉納されました。獅子舞が行われるのは3年ぶりです」

 獅子舞は、新型コロナの影響で2021年・2020年と中止していて、2022年も行わない予定でした。しかし9月27日、落雷により国宝に指定されている本殿の屋根の大部分が焼損したことを受け、復興を祈ろうと急きょ行われました。

(原若獅子組/山本真司さん)
「復興を願って獅子をすることができて、非常にうれしく思っている。1日でも早く元の神谷神社に戻ってもらうという願いが一番強い」

(神谷神社/中尾格 宮司)
「本来ならば、目の前にある本殿がこういう形でお祭りするというのは、ちょっと心残りがあるのですが、無事に神事が終えられたことに感謝いたします」

 秋の例大祭を終え、これから本格的に本殿の修復に向けた協議が行われるということです。

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