14日に香川県丸亀市の市道でカーブミラーが倒れ女性がけがをしたことを受けて、市の職員がカーブミラーの緊急点検をしました。
緊急点検の対象は、丸亀市が管理する全てのカーブミラー、合わせて約3600カ所です。市の職員が支柱を金づちでたたくなどして腐食していないかを確認しました。
丸亀市では14日、市道のカーブミラーが倒れて移動中の自転車に当たり、乗っていた女性がけがをしました。市によるとカーブミラーは2004年以前に設置されたもので強風と腐食が原因で倒れたとみられています。
カーブミラーには明確な耐用年数がなく、市は、2カ月に1回の点検で異常が見つかったときなどに対応しています。点検は、車の中から目視で行っています。
今回倒れたカーブミラーは、12月に点検していましたが、腐食には気付かなかったということです。
(丸亀市 建設課/松江康司 課長)
「今回の原因の1つである腐食というところが我々の本来のチェックの大きなところになってくるかと思います。今回を教訓に、少し(対策を)強化していかなければいけないと考えております」
緊急点検は16日までの見通しで、問題があった場合、市は切断するなどの対応をします。