15日、岡山県倉敷市で標識が倒れて2人がけがをした事故を受け、警察が標識の点検を始めました。
(記者) 「きのう事故があった現場の近くでは、標識の緊急点検が行われ、足場の設置状況や傾きなどを調べています」
15日正午ごろ、倉敷市玉島勇崎の市道で高さ約5.3メートルの標識が道路に倒れ、軽自動車が衝突しました。この事故で、女性2人が首をねんざするなど軽傷の見込みです。 標識は1985年に設置されたもので、根元に茶色いさびが見られました。岡山県警によりますと、倒れたものと同じオーバーハング方式の標識は県内に約3000本あるということです。
玉島警察署では16日朝から約60本の標識を金具で叩くなどして調べましたが、今のところ異常がある標識は見つかっていません。